翻訳に対する10の誤解 (Part 1)

こんにちは、アレキサンダーです!

言語カフェミッキーハウスの事業拡大に携わりながらも、
本日からこのブログにも記事を投稿することにしました。

先ずは翻訳と通訳の分野において自分なりに、
実際に皆様の役に立つ情報という付加価値を与えていけたらと思います。

どうぞお付き合いください♪

本日の記事の目的は:もう少し翻訳の作業についてを知って頂くこと

Part1では通訳・翻訳に関する誤解その1〜その5を見ていきましょう!

1 外国語好きやTOEICやIELTSの高点数取得者であれば、翻訳者になりうる

外国語が好き、ということは確かに翻訳ができるようになるための必須条件ではありますが、それだけでは物足りないんですね。翻訳はある種の技術なので、翻訳するためのメソッドを実際にこなしてみたり、スキルを身につけたりする必要があります。また、世界的に有名な言語検定のレベルよりも更に高いレベルが要求されます。この「上級・超上級」については次回の記事でお伝えします。

言語検定に合格すれば良いというものではない

2 とある言語から別の言語に単語を置き換えるだけなので翻訳は簡単な作業だ

あまり多言語の環境で仕事をしていない方が思いがちな意見ですが、いわゆる”直訳”ではほとんど伝わりません。「I like you」「あなたが好きです」のようなごく簡単な文はそれでも良いと思いますが、ほとんど通用しないのが現実です。
直訳出来ない、あるいは直訳しても意味がなかったり、全く異なる意味だったりしてします。翻訳者は、いかに単語や言語以外の部分で全体の意味をターゲット言語に訳せるかが腕の見せどころです。言語によって物の言い回しや語順などが異なる場合も結構あります。

単語ごとに訳しても翻訳にはならない

3 翻訳の市場は小さく縮小気味

実は翻訳の市場は現在約4,000,000,000,000円規模のマーケットです。また、毎年5%ぐらいの成長を示しています。まだまだ需要がありそうですね!

翻訳の市場は大きく拡大中

4 自動翻訳や機械翻訳の発達によって人間の翻訳者の居場所がなくなる

ニューロ翻訳等の自動翻訳は確かに発達してきたのですが、まだまだ不正確なところが多く・・・もし正確さにこだわらなければそれでもいいのかもしれませんが。

また、自動翻訳の発達によって逆に人間が行うプロの翻訳の需要が増しています。今日では誰もがGoogleなどのサービスで簡単に自動翻訳が使えるような世界になっています。使えば使うほど自動翻訳のユーザーが自動翻訳の問題点に気づき始めます。

すると、やはり大事なコンテンツはプロの翻訳者に任せることになります。

機械・自動翻訳は「人間翻訳」には勝てない

5 英語は正解共通の言語だからその他のマイナー言語に特に翻訳しなくても良い

世界中の英語の話者率は下がり気味にあるのですが、確かに英語はまだ世界の共通言語とされています。特にネット上では、英語を使う人が30%を切ってしまったそうです。

ネットビジネスをされている読者にとっては面白い情報だと思いますが、英語ではなく自分の母国語でサイトを確認できる方がよりそのブランドに信頼を覚え、比較的購入に繋がりやすくなるそうです。

英語は絶対ではなく、やはり人間は母国語でコミュニケーションを取った方が安心することが多い

いかがでしたでしょうか?

明日は残りの6〜10の誤解について投稿します。

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